2023年3月8日
開封編のすぐあとにベンチマーク記事を出そうと思っていましたが、5ヶ月も間が空いてしまいました。
ベンチマークをまとめて、使用感についても述べていければと思います。
前→ #1 開封編
2021年版M1 Pro搭載14インチ MacBook Proのうち、一番下のスペックを使用します。
Cinebench R23でベンチマークを測定しました。
マルチコアは9500pts前後、シングルコアは1524ptsとなりました。
M1 MacBook Airはマルチ6749・シングル1494となっていました。
CPU性能だけで言えば、M1 Proのコスパは悪いと思います。
GPU性能の検証があまりなかったため、GPU性能が試されると想定した2つのクリエイティブ処理と2つのゲーム性能比較を行いました。
まずはDaVinci Resolveのスタビライズ解析処理にかかる時間を計測します。12秒の4K動画と1分半の4K動画のスタビライズ解析を比較します。
使用したバージョンはDaVinci Resolve 17.4.6及びDaVinci Resolve 18.1.3 BUILD 8です。
M1 Pro 14-Core GPU (17): 7.5秒
M1 Pro 14-Core GPU (18): 2.6秒
(参考: Davinci Resolve 17での結果)
GTX 1660: 9.5秒
M1 7-Core GPU: 18.4秒
M1 Pro 14-Core GPU (17): 57.3秒
M1 Pro 14-Core GPU (18): 13.9秒
(参考: Davinci Resolve 17での結果)
GTX 1660: 79.5秒
M1 7-Core GPU: 135秒
バージョン17同士での比較でも、GTX 1660よりM1 Proの方が高速という結果になりました。クリエイティブ用途ではMacの方が良いかもしれませんね。
GTX 1660はもう売ってしまったのでバージョン18の結果は出せませんが、動画は公開していますのでご自身の環境で動かしていただければと思います。
Minecraftでシェーダー「projectLUMA」を適用し、前回と同一のシーンでのFPSを比較してみます。プロファイルを最高設定であるCinematicに設定し、FHD表示で検証します。
M1 Pro 14コアGPU
M1 Air & GTX 1660
ラフな比較にはなってしまいますが、この場面ではM1 Pro 14コア GPU(前半で49fps前後)はGTX 1660(前半で54fps前後)より若干劣る程度であると言えそうです。
このように、M1 ProはM1に比べ、GPU性能が大幅に強化されています。
Cities:SkylinesでどのくらいのFPSが出るのか検証してみます。
前回と同一のシーンは用意できませんでしたが、前回の結果を踏まえ30fps以上を期待していていたところ、実際は18fpsしか出ませんでした。
アクティビティモニタを確認したところ、画質設定を高くしてもGPUを使い切っていません。メモリプレッシャーが黄色になっているため、メモリがボトルネックになっている可能性が考えられます。
Macs Fan Controlでファンを最大回転(左右6000回転前後)にして収録してみました。
若干大きく収録されているので、これの2/3ぐらいだと思っていただければと思います。
なお、ファンが最大でブン回ることはまずありません。
3000回転まではほぼノイズがないため、3000回転未満で制御されている感じを受けます。
SDXCカードスロットがあるおかげで、SDカードリーダーやドックは持ち歩かずに済んでいます。
周辺機器をどんどんUSB-Cにしてしまうと、USB-C端子が足りなく感じてきます。
キーボードは…配列がMacなのであまりコメントはないのですが、打ち心地のパチパチした感じが好きではありません。うるさいですし、もう少し抵抗感が欲しいのです。
キーボードカバーをつけるとそこそこいい感じになりました。
トラックパッドはMacの顔だと感じています。私はまだ使いこなしが足りていない感じがします。
M1 Pro MacBook Proからノッチがディスプレイに食い込んで画面を広く使える……ということでしたが、単純にメニューバーが狭くなっただけという感じもしてしまいます。
メニューバーが狭くなったことへの対策としては、Dockに表示できるものはメニューバーから消し、常駐アプリなどはHidden Barで隠すことで解消しました。
スピーカー性能が良いと謳われていますし、実際良いという方も多くいらっしゃるようですが、個人的にはあまり満足していません。
他の機種に比べたら良い部類なのでしょうけど……。イヤホンで聴くのが好きなだけかも。
フレームレート: 最大120Hz対応(ProMotion)
色表示: Display P3 10bit
ダイナミックレンジ: 最大1600nits
M1 Proでは、外部出力は、HDMIとUSB-C併せて2画面までの出力に対応しています。
自宅では、Dell製のFHDモニタ(75Hz, 本体HDMI OUT)とSXGAモニタ(75Hz, ドックHDMIポート経由)に接続し、本体ディスプレイと併せて3画面にしています。
M1無印やM2無印だと外部出力は1画面だけですので、こういうわけにはいきませんね。
それぞれ別の日に撮った、3枚のバッテリーグラフのスクリーンショットをご覧ください。
バッテリー駆動は5時間が目安という感じです。
67W MagSafe充電は超高速です。バッテリーグラフを見ると15分で12%程度の割合で充電されます。ですから、単純計算では2時間程度でおおよその充電が完了することになります。
大きさが気になる感じがしますが、他のPCの充電器に比べれば全く問題ないサイズでしょう。
30W給電でも使ってみましたが、バッテリー残量が減ることはありませんでした。このスペックが30Wで動くのは、相当ワッパが良いと言えます。
Transcendの2.5インチSSDをUGREENのSATA-USB-Cコネクタで接続し、TimeMachine用にしています。何回かデータを救出できました(基本はOneDrive頼りなのですが、OneDriveに置かないデータをさくっと取り出すのに便利)。
ポリカーボネート製の透明なケースをつけていましたが、温度差でディスプレイが反ってしまったことがあったため、使用をやめました。しばらくしたら元通りになったのでよかったです(Apple Care+には思い切って1年分加入していたので、ちょっとだけビビりました)。
ドックは昔Surface Pro用に購入したAnker製7-in-1イーサネットハブを使用しています。
OSやキーボード配列などの癖は置いておいて、完成度が高いです。まあ当然ですね。
さて、GPUが強くて120Hz対応なのであれば、 実はゲームに向いているんじゃ? と思いました(シティスカは特殊なので置いておきます)。
しかし、ゲームはほとんど遊べないのです−−ソフト不足で!
原神はmacOSに非対応です(WindowsやiPadはあるのに……)。Apex LegendsもiPadがありましたが、すぐなくなってしまいました。
Mac向けBIOHAZARD VILLAGEが発表されて話題になりましたが、Mac App Storeから購入する必要があります。
Portalを遊ぼうと思いましたが、32bitなのでRosseta 2にも対応していない。Steam自体もRosseta 2経由ですし、AppleとValveは仲が悪いのでしょうか。
それと、うーん、あまりゲームの知識はないのですが、例えば…Kerbal Space Programは、1はMacに対応していますが、2はWindowsのみですね。
SimutransはmacOSでもLinuxでも動きますが、そもそもGPUスペックが要りませんでした(最近ご無沙汰ですが)。
(GPD Win Max2に買い換えたいなとちょっとだけ思っていたりします…)